鹿児島県支部概要
about
法人名・支部名 公益社団法人全国珠算教育連盟 鹿児島県支部
発足 昭和35年7月(仮支部)
  昭和38年12月(正支部)
支部長 若木 康広
副支部長 平野 勇雄
  中村 愛子
 総務部長 中村 愛子
office
 鹿児島県支部のあゆみ
本県支部は、昭和35年7月1日、初代支部長赤塚一郎氏ほか4名の会員をもって仮支部として発足した。

5名は行動力と粘り強さで奔走、その努力が実り、昭和38年12月に待望の会員30名に達し、正支部となった。

昭和41年7月、2代目支部長に神村勲氏が就任、県下高等学校層への珠算PRおよび受験者の増加に取り組んだ。

昭和49年7月、3代目支部長に田所美好氏が就任、珠算PR活動や高校対策を強化、また、離島方面にも珠算活動を広げ、検定受験者数も毎年前年比20~30%の増加を得たのである。

この受験者増加による予算と会員の建設協力拠出金によって、昭和53年2月7日、県珠算会館建設用地(60坪)を購入し、55年10月29日に着工、56年5月7日、待望の鹿児島県珠算会館が完成し、56年9月20日、鹿児島県支部創立20周年記念式典および鹿児島県珠算会館の落成記念式典が挙行された。

昭和58年7月、4代目支部長に川畑治郎氏が支部活動の更なる充実を図るべく就任したが、病に倒れ任期半ばにして逝去された。

その後、篠原格氏が5代目支部長となり、川畑氏の志の基に会員一同なお一層団結し支部活動を推進した。

昭和61年7月、南寿雄氏が6代目支部長に就任、特に高校対策に傾注し受験者の減少を高校生に活路を拓き、県下商業高校教諭への講習会開催や県産業教育フェスティバルへの参加など、また、広報活動では昭和62年8月に全国に先駆けてテレビ制作に協力、MBCテレビで珠算の30分番組を放映した。

ただ、検定受験者数が昭和57年度の63,355名を最高に、毎年5~8%の減少で推移したため、県珠算会館建設に係る借入金の返済にも影響が及び、利息凍結や返済期間の延長など、返済計画の変更を余儀なくされた。しかし、役員を始め会員の努力と協力によって平成4年度を以って完済、平成5年8月21日には、県支部創立30周年記念式典を挙行した。

3期9年支部長を務めた南氏は、平成7年7月から本県では神村氏に次いで2人目となる本部理事に就任、本部研修副委員長としても活躍した。

平成7年7月、中原稔氏が7代目支部長に就任、昭和63年から推進してきた珠算PRを強化、また、小学校現職教員研修会を開催する等、珠算教育の向上普及に努めた。

平成10年7月、入木田覺氏が8代目支部長に就任、従来の地区を統合改編し活性化を図りながら、支部と地区の連携にも力を注いだ。また、暗算検定や下級検定の受験推奨キャンペーンの実施や受験協力者に対して功労賞を設ける等、受験者の増加対策に取り組んだ。

平成13年7月、9代目支部長に末吉郁雄氏が就任、以来、現在まで支部長を務め、パソコン導入による事務の合理化や執行部の改編等、組織改革を手がけると共に、地区事業においては研修会や競技会の開催を推進している。また、経年劣化する県珠算会館の補修や整備にも計画的に取り組む。平成25年8月24日に県支部創立50周年記念式典を挙行した。
7期14年の永きにわたり支部長を務めた末吉氏は平成27年9月1日より本部理事に就任した。

平成27年7月、10代目支部長に佐藤文生氏が就任、若年層会員の増加対策に奔走し、小学校現職教員の珠算指導者講習会を開催するなどボランティア授業推進に取り組む。 また、友好クラブを設立して会員相互の親睦融和に努めた。平成31年1月13日に県支部創立55周年記念式典を挙行し現在に至っている。
支部創立から半世紀あまり、支部の運営はもとより、珠算の普及や発展に尽力された各役員や会員諸氏の努力の賜物である。先達各位の培ってきた55年の歴史と伝統を受け継ぎ、会員が一致協力「和」の精神を基に更なる充実と発展を目指し、邁進したい。

令和3年7月、11代目支部長に若木康広氏が就任。歴代支部長の意思を引き継ぎ支部発展の為に全力で取り組む。支部創立60周年に向け準備を進めていく。

Comments are closed.